中用量ピルとは、卵胞ホルモンが50マイクログラム配合されたピルの事です。
50マイクログラム未満のものは低用量ピル、50マイクログラムを超えるものを高用量ピルと言います。
女性ホルモンは卵胞ホルモンと黄体ホルモンから出来ており、ピルはこの女性ホルモンを補う事によって生理周期を整えます。
女性ホルモンのバランスが崩れると、月経困難症や無月経などの症状が現れます。
中用量ピルを服用する事で女性ホルモンのバランスが整うので、月経の周期を整えたり、生理痛を抑えたりする事が可能になります。

また、近い内に旅行などに行く予定があるので生理を一時的にずらしたい、などといった時の「旅行ピル」として使う事も可能です。
例えば、旅行に行くので一週間早めるようにしたい、といった時には、現在の生理が始まってから7日目に中用量ピルを服用し始めます。
9日間続けて飲む事で、数日後に再び生理が始まります。
反対に遅くする場合には、予定日から数えて5日目に中用量ピルを服用し始めます。生理が始まって欲しい日まで飲み続けます。
希望の日に服用をストップすると、その数日後に生理が始まります。この後は翌月からも同じ周期で来るようになります。

トリキュラーは低用量ピルですが、周期をずらすといった旅行ピルの働きも期待できます。
トリキュラー28は、生理一日目から28日間服用し続けると、最後の7錠を飲んでいる間にが始まります。
トリキュラー21は生理の1日目から21日間飲み続け、7日間休むとその間に始まります。

トリキュラーは、月経周期を28日間に整える低用量ピルなので、旅行の予定を考慮してそれに合わせて飲むことによって、周期をずらす事ができます。
トリキュラーは世界中の国で処方されており、女性が安心して使用している低用量ピルです。
避妊をする目的の他にも、生理周期を整えたり、痛みを和らげたりといった効果が現れます。
トリキュラーを処方された後は、毎日忘れず服用する事が大切です。

旅行ピルと呼ばれるピルについて

長時間の移動でなかなか洗面所に行くことができない旅行の際に生理をずらすことができるのが旅行ピルです。
旅行ピルは旅行だけでなく結婚式、仕事のプレゼンなどの大切なイベントがある日のためにも使うことができます。
生理を早めたり、遅くするなど一時的にずらすために使われているのが中用量ピルですが、低用量ピルのトリキュラーはより体に負担をかけることなく旅行ピルとしての使用が可能です。
トリキュラーはクリニックで処方してもらうことができる、生理痛や月経症候群の治療にも使われている安全なピルです。

トリキュラーを使用する際に注意したいのは毎日忘れずに飲み続けること、そしてできるだけ毎日同じ時間に服用することです。
同じ時間に服用することで血液中の濃度を一定に保ちより安定した効果を期待することができます。

もしも飲み忘れてしまっても12時間以内であれば気づいた時間に飲み直し効果を持続することができます。
24時間経過してしまった場合には次の日に2錠服用し、2日以上飲み忘れてしまった場合には1週間お休みしてから再び飲み始めます。
多くのピルには偽薬がついていて飲み忘れがないような工夫がされています。

ピルは避妊に使うものというイメージが多いですがこのように生理を早めるなど自分の意思でコントロールすることができる大変役立つものです。
欧米では成人女性の半数以上がピルを活用しているというデータもあり、日本でも旅行ピルのようにイベントに合わせて生理をコントロールする方法として使われることが増えてきました。
正しい中用量ピル、低用量ピルの使い方、飲み方を知って服用することで、体のサイクルにイベントを左右されることなく、人生をもっと自分らしく楽しみたいという思いを叶えることができます。